本年の採用有無や、採用条件を保証するものではない事、ご留意ください。
A.C|大阪医科薬科大学
2019年入社

【入社のきっかけ】
私が会社を選んだ理由は薬剤師のスキル向上が出来ると思ったからです。アピス薬局との最初の出会いは薬局実習でした。実習を控える学生の多くが不安を抱いていると思います。その不安をかき消す様に丁寧な指導で薬局業務の流れを学びました。OTC薬販売を通したセルフメディケーション推進、介護福祉士から地域包括ケアシステムの講義、認知症サポーター養成講座、様々な職種の方が集う健康展への参加、在宅医療の同伴等短い期間で豊富な経験値を得ました。
今後の薬剤師は薬局の外に出て行くこと、より地域に密着する事が求められています。その基礎を実習の時点から指導して頂きました。アピス薬局は地域密着型が多い事が特徴の1つです。つまり患者さんに一元的かつ継続的な薬物療法を提供出来るという事です。患者さんが複数の医療機関を受診して起き得る重複投薬の防止や、薬の相互作用の有無の確認を行います。学生さんも「ポリファーマシー」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。必要以上の薬が処方されることによって有害事象のリスク増加、服薬アドヒアランス低下の問題があることです。まさに先程述べた地域密着型の薬剤師が活躍すべき場所です。
また、アピス薬局では希望者に栄養士から患者さんに栄養指導も行っています。考え方を変えると私自身も栄養士から食事について勉強できます。総合的に見て患者さんと近い距離で薬、栄養での健康サポートをするスキルが身に付くと思いました。以上から自分の理想とする「地域の方々の健康サポートが出来る薬剤師」により近づけると感じたアピス薬局を選びました。
【やりがい】
薬剤師の仕事は調剤、監査、投薬が主です。それぞれにやりがい、楽しさが存在するので紹介します。
調剤は、「処方箋に基づいて医薬品を揃えること」です。ピッキングと言われる棚から医薬品を取ることはもちろん、散剤の計量、水剤の計量、軟膏の混合等があります。調剤室内のみに焦点を当てると、この作業がミスを防ぐ第一関門です。調剤過誤は監査者に目が行きがちですが調剤者の責任も同等にあります。よってミスを未然に防ぐ対策が各薬局で行なわれています。例をあげると、名前が似た薬は近くに配置しない、棚に小児に禁忌や湿気に弱い、散剤や軟膏の混合不可等の注意喚起を記す等があります。未然に防ぐための気付きは新人からベテランまで関係なく出来ることです。むしろ新人の意見から新しい視点が見えることもあると思います。自らの意見で薬局が動く可能性があるというのはやりがいになるのではないでしょうか。
続いて監査は、「処方箋の記載事項に漏れ、間違いがないか、処方箋内容が患者さんにとって適切かどうか確認すること」です。監査は自己研鑽が時間の短縮と質の向上に重要です。自己研鑽で学んだ内容は早ければその日から役に立ちます。生涯学習というと抵抗があるのは分かります。しかし、苦手な薬の勉強会に30分時間を費やしたとします。その後先程の薬に出会う度に理解した状態になっていると思うと30分がお得に感じます。患者さんからの質問に素早く対応出来ますし、それは次項の「投薬」に繋がりますね。
最後に投薬は、「文字通り患者さんに薬を手渡すこと」です。投薬は薬学の知識はもちろん、コミュニケーション能力も大切です。いつもと同じ薬が処方されている場合でも、ドクターからの指摘や患者さん自身の意識の改善で食生活が変わったなんてことがあります。何気ない会話から食事が変わったことに気付き、内容を詳しく聞いてみると現在服用している薬の作用を阻害しているサプリメントを使い始めていたと分かりました。上記の内容はこちらから一方通行の指導では聞き出すことは出来ません。投薬は大学の勉強だけでは難しい部分も多々ありますが、現場には経験を積んだ先輩がいるはずです。コツを教わりつつ自分が学んだ知識を織り交ぜた投薬が出来た時は楽しいと感じると思います。
今回は一般的な業務に沿ってやりがいを記載しました。これから現場に出る方々が楽しんで仕事が出来るよう願っております。
この求人へのお問い合せ
- 法人名
- 株式会社アピスファーマシー
- 担当者名
- 採用課 池見・山田・小林
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